()は修飾する語。

あかねさす (日・昼・紫・君)
あきつしま (大和)

あさつゆの (消・消え・おく・命)
あしびきの (山・峰・尾の上・山の固有名詞)
あづさゆみ (引く・張る・射る・音・末)
あまざかる (日・鄙・向かふ)
あまとぶや (雁・軽・領布) ※領布…ひれ
あらがねの (土・地)
あらたまの (年・月・日・春)
あをによし (奈良)
いさなとり (海・浜・灘・湖)
いそのかみ (古・降る・振る)
いはばしる (垂水・滝)
うつせみの (命・世・人・身・空し・殻)
うばたまの (黒・夜・闇・夢・月)
うまさけ   (三室・三輪・かみ)
おきつもの (なばり・なびく)
おほともの (御津・高師)
かきつばた (にほふ・さき沼)
からころも (着る・裁つ・紐・袖・裾)
くさまくら  (旅・ゆふ・仮・むすぶ)
くれたけの (節・ふし・世・夜) ※節…「よ」
ささなみの (近江・志賀・大津)
さねかづら (のちも逢ふ)
さねさし   (相模)
しきしまの (大和)
しろたへの (衣・袖・雪・袂・雲)
そらにみつ (大和)
たたなづく (青垣)

たたみこも (へ・隔て・平群)
たまきはる (命・うち・吾) ※吾…「わ」
たまくしげ (ふた・箱・み・明く)
たまだすき (懸け・畝火)
たまづさの (使ひ・妹・言・通ふ)
たまのをの (長き・短き・絶ゆ)
たまぼこの (道・里人・手向けの神)
たまもかる (敏馬・沖) ※敏馬…「みぬめ」
たらちねの (母・親)
ちはやぶる (神・社・氏・宇治)
つがのきの (つぎつぎに)
つゆじもの (消ゆ・おく)
とりがなく (東)
なつくさの (しげき・ふかく・野)
にほどりの (かづく・葛飾・なづさふ)
ぬえどりの (片恋・のどよふ)
ぬばたまの (黒・闇・夜・夢・月)
はるがすみ (立つ・春日)
ひさかたの (天・雨・空・月・雲・光)
ふゆごもり (春・張る)
みづぐきの (岡・跡・かき・流れ)
みづどりの (鴨・浮き・立つ・憂き)
むらぎもの (心)
むらさきの (匂ふ・名高し・心)
もののふの (八十氏川・宇治川・矢田・氏) ※八十氏川…「やそうじがわ」
ももしきの (宮・大宮)
ももづたふ (八十・五十・渡る・津・石) ※五十…「い」
やくもたつ (出雲)
やすみしし (わが大君)
やまかはの (たぎつ・おと・あさ)
ゆふづくよ (暁闇・をぐらし)
わかくさの (夫・妻・新・若)